| Game Coding Complete 039 |
|---|
|
2.5人間プレイヤーのためのゲームビュー
2.5 人間プレイヤーのためのゲームビュー ゲームューはゲームロジックと通信して、ゲームを特定の観察者に見せるシステムの集まりからなる。観察者はキーボードやダンスパッドといったコントローラを操る人間の場合もあれば、AIエージェントの場合もある。AIプロセスが次に取る行動は、このAIエージェントのゲーム状態に対するビューによって決まる。 人間のためのゲームビューにはやるべき作業がたくさんある(図2.4)。ゲームイベントに反応し、そのシーンをどう描くかを決め、スピーカーに出力し、コントローラからの入力をゲームコマンドに変換するといった具合に、いろいろなことをやらなければならない。ゲームビューを構成する主な領域を見てみよう。 ゲームューー人間用 ディスプレイ オーディオ 音 プロセスマネージャ オプション 映像 音声 図2.4人間プレイヤー用ゲームビューを構成するサブシステム 2.5.1グラフィックスディスプレイ ディスプレイは、ゲームのシーンを作り出すオブジェクト、シーンの上にあるユーザーインターフェイスレイヤー、それからおそらくは動画(ストリーミングビデオ)も表示する。レンダラはできるだけ速くシーンを描写しなければならない。ディスプレイはゲームコンポーネントの中でもCPUの割り当てを最も多く必要とするものの1つだ。したがって、さまざまな種類のCPUやGPU(グラフィックスプロセッシングユニット)の能力に合わせて調整する必要がある。PC用ゲームの場合、さまさまなハードウェア構成に対応する必要もある。ローエンドのCPUは、フレームレートをできるだけ上げるためにルスクリーン機能などの高価な機能は削除するのが普通だ。 デオカードはGPUに詰め込んだポリゴンをすべて描き出す。たとえ時間が永久にかかってもだ。この場合の永久とは50ミリ秒このときのフレームレートは20fps)以上を意味する。3Dエンジンにとっての本当の難間は、最も感動を与えるシーンを作るにはどのポリゴンを描けばよいかを決めることだ。 Microsoft フライトシミュレータXのようなフライトシミュレータに関する問題を考えてみよう。飛行機が地上にいるときにはディスプレイは普通の3Dゲームのディスプレイと大差ない。建物や |